【ブリュッセル八田浩輔、ロンドン矢野純一】欧州連合(EU)は21日に始まった首脳会議で、今月29日に迫った英国の離脱期限の延期について協議した。メイ英首相は期限を6月30日まで延ばすよう要請。だがEU側は、週明けに英下院で離脱合意案が可決されることが延期容認の前提だとクギを刺し、今回の首脳会議では決定を見送る公算が大きい。
トゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)は20日の記者会見で、合意案が英下院で可決された場合は、英国内の法整備に必要な「短期間の延期」は実現可能との認識を示した。離脱の延期は、英国の要請を受けて英国を除く27のEU加盟国がすべて承認した場合にのみ可能になる。
この記事は有料記事です。
残り476文字(全文769文字)
毎時01分更新
乳幼児健診を受けていない子どもが保護者らの虐待を受けて死亡…
世界各国・地域に独自の文化がある。情報発信を担う駐日大使や…
新型コロナウイルスの患者用病床の「供給源」として、民間病院…