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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 稲葉陽八段-阿久津主税八段 第40局の2

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面白くない将棋

 図の[先]7五歩を「見たことがなかったですね。3筋の歩を取り込んでこないことをあまり考えませんから」と感想戦で阿久津は言う。もちろん稲葉の趣向の作戦だ。しかし局後に稲葉は「一手損角換わりに対して似たような指し方をしたことがあるのですが、本譜は手損であまり面白くなかったかもしれません。基本的に後手から[後]3五歩と取る手を考えていなくて相手の指す手が無くなればよいと考えていましたが、本譜は[後]3五歩と取られて面白くない将棋になってしまいました」と言う。

 阿久津が天王山に角を放った途中図の局面で稲葉の考慮中に夕食休憩に入った。「途中図の直前の[先]7七桂では[先]7七金ならいい勝負だったと思います。本譜の[後]5五角がいい手で、[先]2六飛[後]3四銀[先]6七金右[後]3六歩[先]同飛[後]2五銀[先]5六飛と進める方が本譜の[先]5六歩よりはよかったかもしれませんが、それでも自信はありません」と稲葉は言う。互いに玉頭に位を取り合い厚みを築く展…

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