知的障害者の逸失利益認める 東京地裁判決 現状考慮し「控えめに認定」

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東京地方裁判所=東京都千代田区で、本社ヘリから
東京地方裁判所=東京都千代田区で、本社ヘリから

 知的障害のある15歳の少年が入所施設から抜け出して死亡した事故を巡り、両親が施設を運営する社会福祉法人に約1億1400万円の賠償を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。田中秀幸裁判長は、少年が将来得られたはずの収入を算定する「逸失利益」として約2200万円を認めるなどし、施設側に計約5200万円の賠償を命じた。 

 訴えたのは、息子の和真さんを亡くした父親の松沢正美さん(62)と母親。「逸失利益はゼロ」とする施設側に対し、健常者と同水準となる全年齢の男子の平均賃金を基に、逸失利益は約7400万円だと主張していた。

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