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羽生ならできる!史上最大逆転劇 世界選手権SPは3位発進(スポニチ)

フィギュアスケート 世界選手権第2日(2019年3月21日 さいたま市・さいたまスーパーアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、2年ぶり3度目の優勝を目指す羽生結弦(24=ANA)は94・87点で3位発進した。公式戦では17年4月21日の世界国別対抗戦のフリー以来、699日ぶりの日本での演技となったが、冒頭の4回転サルコーが2回転となり、首位との差は12・53点となった。過去2度の優勝と同じように、フリーでの逆転を狙う。22日は女子フリーなどが行われる。

     これも絶対王者に課された試練なのか。得点を確認した羽生は、静かに現実を受け入れていた。699日ぶりに立った日本での勝負の銀盤。今季の自己最低となる94・87点で3位発進だった。「久しぶりに頭が真っ白になった」。そう語り出した羽生は「めちゃくちゃ悔しいですけど、(新聞の)1面に“悔しい”って書かれるのはちょっと嫌。あっ“頭が真っ白になった”が1面に書かれるのか…。書かないでくださーい」と苦笑いだった。

     冒頭の4回転サルコーが抜けて2回転に。痛恨の0点となった。クリーンに決めたトリプルアクセルは出来栄え点で3・43の高得点がつき、4回転-3回転の連続トーループも成功。スピンもステップも最高のレベル4でそろえ、演技構成点は全選手でトップの46・71だった。「大きなミスをしてしまった」悔しさいっぱいだった。

     123日の空白が、微妙に感覚を狂わせた。右足首を負傷しながら強行出場した昨年11月17日のGPロシア杯フリー以来の復帰戦。演技直前の6分間練習では、4回転サルコーが1度、2回転になった。極限にまで追い込む練習と徹底したシミュレーションをしてきたが「ワタワタして、自信のないまま(演技に)行ってしまったのが原因の一つ」。直前の違和感を修正できなかったことを猛省した。

     これまで何度も高い壁を力強く上ってきた。世界選手権では16年に羽生自身がフェルナンデス(スペイン)にまくられた12・04点差が最大の得点差。今回の首位チェンとの12・53点差は、それ以上の逆転劇を意味する。それでも羽生は「自分にはいろいろな経験値があるので使っていきたい」と言う。五輪連覇の偉業。そして世界選手権では14年に3位から6・97点差、17年には5位から10・66点差をひっくり返した経験が絶対王者にはある。

     「謙虚になってはいけない。自信を持って、もっと王者らしくいないとダメ」。闘志はさらに燃え上がった。フリーでの逆襲で、真価を証明する。(スポニチ)

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