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栗田祭

「けんか神輿」 調和を保つ漁師の神事 自慢の祭りルーツ探る 宮津・栗田湾 /京都

神輿を回す氏子たち。2地区に分かれ、奥にある住吉神社に戻る先頭争いを繰り広げる=京都府宮津市上司で、安部拓輝撮影

 宮津市の栗田湾で10月に営まれる栗田祭。その中心となる住吉神社では男たちが神輿(みこし)を担いで争う神事を繰り広げる。毎年取材を続ける記者は栗田地域会議から依頼を受けて祭りのルーツを探った。激しい神事には、漁を巡る争いを和らげ互いに仲良く暮らそうという先人たちの思いが込められていた。【安部拓輝】

 祭りでは上司と小寺の氏子が神輿を担ぎ、浜辺の土俵でぐるぐる回って神社に向かう先頭を争い押し合いつかみ合いを繰り広げる。7回終わるとノーサイド。互いに肩を組んで参道を駆ける。「けんか神輿」と呼ばれ、昭和30年代には臨時列車が出るほど有名だった。代々続く神事だが、その意味までは語り継がれていない。過疎化が進み、昔の習わしを知る年長者は年々減る。祭りの心を受け継ごうと栗田地域会議は毎日新聞社に特集の取材を依頼した。

 記者は栗田の歴史を調べた。郷土史家を訪ねると大量の古文書が出てきた。漁業権を巡り宮津藩に仲裁を受け…

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