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石畳の道が続く街中は東欧の国々を思わせるたたずまいだ。ウクライナ西部の主要都市リビウは「欧州への玄関口」と呼ばれる。「政府の投資プログラムが成果を出してきた。昨年のリビウ州への対外直接投資額は前年から2倍にも増えた。1位はポーランドで2位はキプロス。3位はドイツだ」。州政府の投資部門を率いるロマン・マティス氏(40)は、欧州との関係拡大の手応えを強調した。
ロシアと欧州の間で揺れてきたウクライナは、2014年のロシアによるクリミア強制編入後、欧州寄りの政策への傾斜を強めた。今年2月に憲法を改正し、欧州への統合路線を目指す方針を明記。ポロシェンコ大統領は今月18日、欧州連合(EU)と23年に加盟交渉を始めると宣言した。
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