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いのちのほとりで

/12止 古都・鎌倉の民営火葬場 「最後の場所」で悲嘆ケア

火葬炉の扉は二重になっていて、遺体が入った後、遺族は中の様子を見られない構造になっている

 人生のおしまいに必ず世話になる施設なのに、火葬場は長く嫌われてきた。高くそびえていた煙突は低くなり、有害物質も出ないと分かっているのに。建設計画が持ち上がると、近隣住民らはいまだに反対する。火葬率ほぼ100%。火葬大国である日本の、「最後のお別れ」の場所で働く人の思いを聞きに行った。

 住所は神奈川県逗子市だが、JR鎌倉駅から車で10分。国内の他の施設と同様、市街地からはやや離れた場所に民営火葬場の誠行社はある。1911(明治44)年設立というから、100年を超す歴史を古都の近くで刻んできた。

 2月に施設を見学した。案内役は業務統括部長の大村英二さん(38)。彼とは数年前、葬送関係の勉強会で…

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