磨き掛けた打力は本物 「しっかりと振ること」で勝利の明豊
毎日新聞
2019/3/24 17:29(最終更新 3/24 17:38)
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第91回選抜高校野球
○明豊13-5横浜●(24日・甲子園)
大会注目の左腕に対しても小細工はしなかった。明豊打線が横浜先発・及川に襲いかかり、4点差を序盤でひっくり返してみせた。
4点を追う三回無死一、二塁、1番・表が内角高めの直球に詰まりながらも左前に運び、1点を返した。川崎監督は「表が1本打って、いけるなという雰囲気になった」と確信した。犠打で1死二、三塁とし、右打席に布施。2ストライクから内角低めのスライダーを左前へ引っ張って2者を還した。その後も打線がつながり、この回5点を挙げて及川を途中降板させた。
横浜との対戦が決まった後、川崎監督は「上に行きたければ、ああいう投手を打たないといけない。僕は楽しみ」と口にした。練習で球速150キロの打撃マシンを本塁に2メートル近づけて打ち、右打者は外角を捨てるなどの及川対策を一応講じたが、根底にあるのは「しっかりと振ること」。今大会出場校中3位のチーム打率(3割7分5厘)を誇り、冬場に1日1000スイング超のティー打撃で磨きを掛けてきた打力は本物だった。布施は「明豊の力なら打ち崩せると思っていた」と自信を持って臨んでいた。
終わってみれば、12安打13得点。「次も基本の振るところは変わらない」と川崎監督。春夏計5回の甲子園優勝を誇る難敵に逆転勝ちし、次戦に向けて勢いに乗る勝ち方だった。【生野貴紀】
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