特集

第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。阪神甲子園球場での熱戦全31試合をLIVE配信します。

特集一覧

磨き掛けた打力は本物 「しっかりと振ること」で勝利の明豊

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
【明豊-横浜】三回表明豊無死一、二塁、表が左前適時打を放つ(捕手・山口)=阪神甲子園球場で2019年3月24日、玉城達郎撮影 拡大
【明豊-横浜】三回表明豊無死一、二塁、表が左前適時打を放つ(捕手・山口)=阪神甲子園球場で2019年3月24日、玉城達郎撮影
【明豊-横浜】八回表明豊2死満塁、藪田が左中間3点二塁打を放ち拳を突き上げる=阪神甲子園球場で2019年3月24日、徳野仁子撮影 拡大
【明豊-横浜】八回表明豊2死満塁、藪田が左中間3点二塁打を放ち拳を突き上げる=阪神甲子園球場で2019年3月24日、徳野仁子撮影

第91回選抜高校野球

 ○明豊13-5横浜●(24日・甲子園)

 大会注目の左腕に対しても小細工はしなかった。明豊打線が横浜先発・及川に襲いかかり、4点差を序盤でひっくり返してみせた。

 4点を追う三回無死一、二塁、1番・表が内角高めの直球に詰まりながらも左前に運び、1点を返した。川崎監督は「表が1本打って、いけるなという雰囲気になった」と確信した。犠打で1死二、三塁とし、右打席に布施。2ストライクから内角低めのスライダーを左前へ引っ張って2者を還した。その後も打線がつながり、この回5点を挙げて及川を途中降板させた。

 横浜との対戦が決まった後、川崎監督は「上に行きたければ、ああいう投手を打たないといけない。僕は楽しみ」と口にした。練習で球速150キロの打撃マシンを本塁に2メートル近づけて打ち、右打者は外角を捨てるなどの及川対策を一応講じたが、根底にあるのは「しっかりと振ること」。今大会出場校中3位のチーム打率(3割7分5厘)を誇り、冬場に1日1000スイング超のティー打撃で磨きを掛けてきた打力は本物だった。布施は「明豊の力なら打ち崩せると思っていた」と自信を持って臨んでいた。

 終わってみれば、12安打13得点。「次も基本の振るところは変わらない」と川崎監督。春夏計5回の甲子園優勝を誇る難敵に逆転勝ちし、次戦に向けて勢いに乗る勝ち方だった。【生野貴紀】

関連記事

あわせて読みたい