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この人!/福岡

福岡市機動救助隊初代隊長 岸川大輔さん /福岡

 燃え盛る建物、海や川への人の転落、交通事故でひしゃげた車--。火災や事故の現場から人命を救う福岡市消防局の救助隊に、平成の約30年間にわたって所属し、昨年4月に新設された機動救助隊の初代隊長に就いた。全国で頻発する大規模な自然災害や世界を脅かすテロにも対応できるよう、訓練に励む。

 福岡市出身。人の役に立つ仕事がしたいと公務員を志し、高校卒業後、消防学校に半年間入校して城南消防署へ配属された。消防士としての訓練に加え自主的なトレーニングも積み、2年後の平成元(1989)年には人命救助を専門とする救助隊に入った。以来、平成の時代を救助隊と共に歩んできた。

 忘れられない経験がある。早良消防署救助隊の頃、早良区で起きた建物火災の現場に突入した。屋内に中学生くらいの少年が倒れ「水を下さい」と最後の声を絞り出した。マネキンと見まがうほど黒焦げになった姿に、立ち尽くした。救うことはできなかった。

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