トランプ米政権を大きく揺さぶってきた「ロシア疑惑」に一定の結論が示された。2016年米大統領選に関し、ロシアとトランプ陣営の共謀に関しては「シロ」だが、大統領による司法妨害の疑いについては「灰色」のままとなった。さらに、2年近くのモラー特別検察官の捜査報告書はわずか4ページの書簡で簡潔に説明されただけ。疑惑の全面解明という印象にはほど遠いのが実情で、米メディアは来年の次期大統領選に向け「より激しい政治闘争の扉を開けた」と報じている。【ワシントン高本耕太、古本陽荘】
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