メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

英議会とメイ首相、EU離脱協議の主導権めぐり対立 先行き不透明に

欧州連合(EU)からの離脱期限を6月30日まで延期する方針を英下院で説明するメイ首相=ロンドンで3月20日、ロイター

 【ロンドン服部正法】英国の欧州連合(EU)からの離脱を巡り、英下院は27日、議員が提出した複数の離脱方針案について採決する見通しになった。政府提出のEUとの離脱合意案が2度否決されたのを受け、議会が政府に代わって離脱協議の主導権を握ろうとする動きだが、メイ首相はこれに反発。政府と議会の対立がより鮮明化し、先行きは一層不透明になっている。

 英下院は25日、議員によるさまざまな離脱方針の提案を投票にかけて最も支持を得た案を離脱方針とする案を可決。27日の採決はこれを受けたもので▽EUとこれまで通り関税なしの貿易を続ける関税同盟に残る案▽離脱合意案の是非を問う国民投票の実施を求める案――などが提出されるとみられる。

EU離脱 今後の流れ

 議員提案の離脱方針案が可決されても、法的拘束力はないが、政府は議会の意思を尊重するのが通例だ。しかし、メイ氏は25日に下院で演説し、議会主導の離脱方針策定に明確に反対を表明。「離脱合意によってできるだけ早く離脱するのが英国にとって正しい道と信じる」とし、3度目の離脱合意案採決に向け「支持を確立するため協議を続ける」と意欲を示した。だが、採決時期の具体的な日時には言及しなかった。

 EUは21日の首脳会議で、29日に迫っていた英国の離脱の延長を承認。英下院が離脱合意案を可決すれば5月22日まで、可決しない場合は4月12日を離脱期限としている。

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 埼玉・川口の小学校でクルド人いじめ深刻 支援者「特別視せず平等に対応を」 
  2. ORICON NEWS 幼稚園児の娘の絵を完全再現…“究極のキャラ弁”披露する芸人父「弁当作りで成長見える」
  3. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  4. 漫画で解説 クルド人ってどんな人たち?の巻
  5. 神戸バス暴走 「一緒に仕事していた仲間」「お姉ちゃん先生」 犠牲の若者2人を悼む声

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです