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2020年度から使われる小学校の社会の教科書には、日本の領土を巡る記述について複数の検定意見が付き、各教科書会社が修正した。
社会では「竹島(島根県)」「尖閣諸島(沖縄県)」「北方領土」について、5、6年生の教科書全6点と、3~6年生の地図の全2点が「固有の領土」と記載した。中学校や高校の教科書はこれまでも領土について詳しく記述していたが、新学習指導要領では小学校でも「領土の範囲」を指導するよう明確な基準が示された。
現行指導要領の解説書には、北方領土を「固有の領土」として取り扱うよう示されているが、竹島と尖閣諸島については言及がなかった。このため現行教科書と地図全10点のうち、竹島に触れたのは6点、尖閣諸島は5点だった。
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