メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

DAYS最終号「検証報告」に批判 被害実態の調査や検証なく

広河氏による性暴力の検証報告を掲載した最終号の表紙

 フォトジャーナリストの広河隆一氏が月刊誌「DAYS JAPAN」の女性スタッフらに性行為や裸の写真撮影を強要したとされる問題について、休刊する同誌の最終号(20日発売)が掲載した検証報告に「検証の体をなしていない」と批判が出ている。今回の問題を受けて結成された検証委員会による経過報告は広河氏の面談調査が中心で、被害実態の調査や検証はない。編集部の元スタッフらが連携して独自に被害を検証する動きも始まっており、問題は収束していない。【中川聡子/統合デジタル取材センター】

 検証委員会のメンバーは労働ジャーナリストの金子雅臣氏と、弁護士の上柳敏郎、太田啓子両氏の3人。検証報告の冒頭で「デイズジャパン社から『最終号に第三者からの客観的検証を載せたい』との依頼があり、会社の干渉なく独立して検証を行うことを条件として3人は委員に就任した」と説明。「休刊後も関係者のヒアリングを続け最終報告を目指す」としている。

 最終号は2部構成。第1部が「広河隆一性暴力報道を受けて 検証委員会報告」で、広河氏への聞き取りが主な内容。第2部はジャーナリストの林美子氏責任編集で、セクハラや性暴力関連の活動を行ってきた研究者、市民団体、メディア関係者などのインタビューや寄稿から、性暴力が生まれる背景を伝えている。

この記事は有料記事です。

残り2444文字(全文2991文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省「公金助成ふさわしくない」に批判

  2. 石川の路線バス男性運転手が感染 金沢や野々市で3日に403便運休へ

  3. ファクトチェック マスクは首相の地元・山口県の企業が受注? 「全世帯配布」で駆け巡ったツイート

  4. 「6月に消費税0%」で令和の恐慌を防ぐ

  5. 「かっこよかった」「生き方教わった」最高齢ライオン・ナイル 死の前々日まで咆哮 京都市動物園

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです