メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

三浦 天紗子・評『青年はなぜ死んだのか』嶋田和子・著

見直されなかった診断 日本の精神医療の闇

◆『青年はなぜ死んだのか カルテから読み解く精神病院患者暴行死事件の真実』嶋田和子・著(萬書房/税別2000円)

 カバーイラストの青年を見て、最初、落ち込んでうつむいているのかと思った。しかしこれは、抗精神病薬の副作用によってジストニアを発症、〈「胸部にあごがついており、そこにくぼみができて、やや化膿(かのう)」するほど〉斜頸(しゃけい)したままになってしまった青年の姿だったのだ。

 その青年〈陽さん〉は、「誤診」と「名ばかりの治療」の連続、さらに隔離や身体拘束など人権を無視した看…

この記事は有料記事です。

残り690文字(全文952文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. テレ朝報道番組「スーパーJチャンネル」でやらせ スーパーの客5人はディレクターの知人、関係者だった

  2. 独り暮らしの母犠牲「悔やみきれない」駆けつけた息子、手縫いの品見つめ 福島・本宮

  3. 「こんなこと想像も」停電、断水のタワマン疲れ果て 武蔵小杉ルポ

  4. 神戸教諭いじめ 別の20代女性教員も「暴行受けけが」

  5. 「声をかける暇もなかった」遺体発見 なぜ…悔やむ生存者 福島・本宮

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです