監督対談　熊本西と智弁和歌山、あす第１試合で対戦　／熊本

　＜センバツ甲子園＞

　第９１回選抜高校野球大会で、熊本西は第６日の第１試合（２８日午前９時開始予定）で智弁和歌山（和歌山）と対戦する。熊本西の横手文彦監督（４３）と智弁和歌山の中谷仁監督（３９）に、互いのチームの印象や初戦への意気込みなどを聞いた。【砂押健太】

熊本西・横手監督　臆せず堂々と戦いたい／智弁和歌山・中谷監督　早めに投手の攻略を

　－－対戦相手の印象は。

　横手監督　野球ファン以外も知っているような強豪校。こちらは２１世紀枠の初出場だが、臆することなく堂々と戦いたい。

　中谷監督　投手を中心にチーム全体で戦っている印象。早い段階で投手を攻略出来ればと思う。

　－－チームの状態は。

　横手監督　練習はいまいちでも試合で良い時もある。本番では何とかやってくれると思う。

　中谷監督　上り調子で順調に来ていると思う。

　－－注目する相手選手は。

　横手監督　打線で主軸の黒川史陽（ふみや）主将、東妻（あづま）純平選手（ともに３年）の２人を中心に全員。

　中谷監督　エースの霜上幸太郎投手（３年）。

　－－自チームの鍵となる選手は。

　横手監督　霜上以外の選手。残り４４人の部員全員の頑張りが鍵になる。

　中谷監督　捕手でもある東妻かなと思う。守備への期待は大きい。

　－－理想の試合展開は。

　横手監督　どこが相手でもロースコアで守り勝つ野球をしたい。理想のスコアは４－３。

　中谷監督　投手がゲームを作って良い流れで打撃につなげていければ。

　－－試合へ意気込みを。

　横手監督　選手の目標は甲子園２勝。初戦は大きな壁だが、勝ちにいきたい。

　中谷監督　第６日で時間があり、しっかり準備して臨む。