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第103回全国高校野球選手権

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和歌山2校の監督、小中時代はチームメート 両校28日に登場

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ノックをする智弁和歌山の中谷仁監督=阪神甲子園球場で2019年3月18日、山田尚弘撮影 拡大
ノックをする智弁和歌山の中谷仁監督=阪神甲子園球場で2019年3月18日、山田尚弘撮影
次戦に向けて抱負を語る市和歌山の半田真一監督=兵庫県伊丹市で2019年3月25日午後0時47分、砂押健太撮影 拡大
次戦に向けて抱負を語る市和歌山の半田真一監督=兵庫県伊丹市で2019年3月25日午後0時47分、砂押健太撮影

 第6日の28日、和歌山勢が相次いで登場する。智弁和歌山の中谷仁監督(39)と市和歌山の半田真一監督(38)は、小中学校時代に地元で同じ野球チームに所属。元箕島監督の故・尾藤公(ただし)さん、甲子園春夏通算68勝の歴代最多勝利記録を持つ前智弁和歌山監督の高嶋仁さん(72)という名将を輩出した「野球王国」で、指導者としても刺激し合う。大舞台でそれぞれの母校を指揮し、頂点を目指す。

 第1試合で初戦を迎えるのは智弁和歌山。中谷監督は1997年夏の甲子園で主将として全国制覇に導き、プロに進んだ。2017年に母校のコーチになり、高嶋さんの引退に伴い昨年8月に就任した。第2試合に臨む市和歌山の半田監督は商業科の教諭で、就任7年目。23日の開幕試合で接戦を制した。

 両監督はともに和歌山市立有功(いさお)小、有功中を卒業した。中谷監督は、後輩の半田監督について「先輩にも必死に食らいついてくるところに一目置いていた」。一方、半田監督は「大ホームランを打つのを何回も見た。スーパープレーヤーで、ずっと背中を追っていた」と先輩への憧れを隠さず、今も前回センバツ準優勝の智弁和歌山を追う立場にある。

 今大会、両校の対戦が実現するのは決勝。「優勝する」と言う中谷監督に対し、半田監督は「智弁との対戦が目標」と明かし、「甲子園で和歌山勢の試合が続くなんてめったにない。智弁によい流れを作ってもらって、自分たちの力を発揮したい」と意気込む。

 有功中野球部で2人を指導した元教員の酒井幹司さん(64)は「中谷は、皆を和やかにするタイプ。半田はまじめ一辺倒。それぞれの良さがあり、対戦が楽しみ」と語り、28日は応援に駆けつけるつもりだ。【砂押健太、後藤奈緒】

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