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新芸術家協会の経営危機を報じた毎日新聞の記事(1981年8月1日付夕刊)

 「クラシック音楽〝呼び屋〟の最大手『新芸術家協会』ピンチ」。毎日新聞の記事によれば、7月31日に約200万円の不渡り手形を出し、経営危機が表面化。西岡芳和社長は取材に対し「(不渡り手形は)社内の者が詐取したものだ」と答えている。

 新芸は同年秋にディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、カラヤンとベルリン・フィルを招請予定で、前売り券も販売されていた。特に後者はTBSが創立30周年記念特別番組で中継することになっており、西岡は影響を最小限に食い止めるべく、6月1日付でTBSに要望書を提出し興行の肩代わりを申し入れた。最終的にはTBSを中心に電通、音楽事務所の東京コンサーツで構成された実行委員会が公演の主催者となった。

 当時の新芸社員、児玉真はこう振り返る。

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