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メディア時評

新聞らしい新聞とは=石井妙子・ノンフィクション作家

 新聞が新聞らしさを失っていると感じる。稚拙なコラムや中身の薄い記事が増え、素人が投稿したネットの雑文を読まされているようだ。

 さらに掲載される記事の判断基準がよくわからなくなった。1面右肩のトップは新聞の「顔」で、その日一番の重要ニュースを載せる、というのが建前、あるいは鉄則であったと思う。各新聞社が自らの見解に鑑み、読者にこれこそ知ってほしいという記事を配置する、そう信じてきただけに最近、戸惑いを覚えるのだ。

 毎日新聞1月22日夕刊の1面トップは「SNS広まる『鹿活』」。奈良公園の鹿を写真に撮ってSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿する活動「鹿活」が広まりつつあり、生き生きとした鹿の姿が数多く投稿されている、という内容。夕刊とはいえ1面トップでこれを報じる意味はどこにあるのだろう。

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