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新幹線「のぞみ」台車枠亀裂 「正常性バイアス」で停車せず 運輸安全委

車両の台車部分に亀裂などの異常が見つかった「のぞみ34号」の13号車=JR名古屋駅で2017年12月12日午後9時19分(代表撮影)

 東海道・山陽新幹線「のぞみ」の台車枠に亀裂が見つかった問題で、運輸安全委員会は28日、調査報告書を公表した。出発直後から異音や異臭に気付きながら、運転を続けたJR西日本の対応について「『大したことにはならないだろう』という『正常性バイアス』が働いたと考えられる」と指摘した。

 報告書によると、問題の列車(16両編成)は2017年12月11日午後1時33分ごろ、東京駅に向けて博多駅を出発。直後から、亀裂が生じた13号車のデッキで、乗務員が異音に気付いたほか、複数の乗務員が、異臭やもや状の煙を確認したため、岡山駅から車両保守担当者が乗車した。

 異音や振動を確認した保守担当者は無線を通じて、運行を管理する指令員に停車して床下を点検することを打診。指令員は保守担当者に走行に支障があるかを確認し、「そこまではいかないと思う」と返答されたため、「異音はあるが、走行に支障はない」と認識した。保守担当者は、新大阪駅到着後の床下点検も提案したが、指令員は他の同僚とのやり取りに気を取られ、聞き漏らしていた。指令員の上司も点検が必要とは判断しなかった。

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