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第94回センバツ高校野球

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習志野打者「コンパクト」心がけ 星稜・奥川を攻略

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【習志野-星稜】四回表習志野2死一、二塁、竹縄が右前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2019年3月28日、徳野仁子撮影 拡大
【習志野-星稜】四回表習志野2死一、二塁、竹縄が右前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2019年3月28日、徳野仁子撮影

第91回選抜高校野球2回戦 ○習志野3-1星稜●(28日・甲子園)

 四回2死一、二塁、2球で追い込まれた習志野の竹縄は、指3本分空けていたバットをさらに短く、グリップの一番上を持った。4球目、高めのスライダーに食らいつくと、小飛球が二塁手と右翼手の間にポトリ。この回3本目のテキサス安打が同点打になった。

 最速151キロの直球に鋭く曲がるスライダー、130キロ台のフォーク、制球も良く四球も期待できない奥川に対し、小林監督の指示は「コンパクトに振れ」だった。それを基にした各打者の取り組みには相違点と共通点がある。

 相違点はバットを持つ位置。四回にともに直球に詰まりながらも遊撃手の頭上を越える安打を放った2番・小沢は拳一つ分、4番・高橋雅は指2本分。高橋雅は「すごく短く持つタイプではない。指2本が一番いいと思った」。各打者が最も振りやすい所を握っていた。

 共通点は3人が異口同音に「強く振り切った」。幸運にも見える打球は、最も力が伝わりやすい短さと強く振ることが組み合わさってできた結果だ。

 習志野は昨秋の新チーム結成時からバットを短く持っており、付け焼き刃の奥川対策ではない。「小柄な選手が多く、パワーもないので」と竹縄。170センチの小兵でか細い腕の主将らが優勝候補を倒した。【安田光高】

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