岩手高/8止 部活と勉強、努力で1番に 後藤泌尿器科・皮膚科医院長 後藤康文さん /岩手
毎日新聞
2019/3/29 地方版
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後藤康文さん=1955年度卒
後藤康文さん(81)=1955年度卒業=は東日本大震災の津波で被害を受けた宮古市で、震災直後から医療の明かりをともし続けた医院長です。岩手中・高時代に友達と切磋琢磨(せっさたくま)したことを振り返り、「努力をすれば1番にもなれる。その後の人生の大きな自信になった」と話しています。【滝沢修】
南部家で医者を務めた家系で、祖父や父も医者でした。小学生の時、医者と漁師とどちらがいいかを考えましたが、やはり父のように医者になろうと思い、自由な校風にあこがれ岩手中学に進学しました。宮古市から盛岡市に列車で半日がかりで出て、親元を離れ下宿生活を始めました。自分の弟2人も岩手中です。
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