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ヒロシマを生きて

被爆記者の回想/42 戦友別盃の歌 恩師しのび今も胸に 軍国調も命のはかなさ /広島

 予科練入隊の末広治雄君に贈られた寄せ書きの日の丸のコピーを見たのと相前後して、もう一度、国語の恩師、瀬群敦先生を思い出す機会を与えられた。ある年の8月、TBS系列の各テレビ局で向田邦子さんの終戦記念日ドラマが放映されたからだ。

 題名は失念したが、戦争のために激動の世情を体験した家族の物語である。東京の空襲で焼け出された一家が、母親を中心に防空壕の中で、1編の詩を唱和する場面があった。

 「言ふなかれ、君よ別れを/世の常を、また生き死にを……」。太平洋戦争の初期、当時のオランダ領東イン…

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