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金言

お人よしでない欧州=西川恵

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 外来語「ナイーブ」は日本では「純粋で傷つきやすい」「感受性があり素直」といった、どちらかというといい意味だ。しかし英語やフランス語では「単純な」「だまされやすい」「幼稚な」というマイナスの意味合いで使われる。

 マクロン仏大統領が習近平・中国国家主席の訪欧を直前に控えた今月22日、欧州連合(EU)首脳会議後の記者会見で、「(中国に対して)欧州がナイーブな時代は終わった」と語った。「お人よしだった時代」という意味だ。

 マクロン氏は「対中関係はまず地政学的、戦略的関係への考察があるべきで、その後に経済関係がある。経済関係がまずあるのではない」とも語り、「お人よし」という言葉には「経済関係を専ら追求した欧州は、中国にいいようにやられた」との思いがにじむ。

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