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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 豊島将之王位-久保利明九段 第41局の3

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非凡な着想

 久保が三つの位を取って石田流への転換を目指した図の局面。午後の戦いに入ったばかりだが、ここで豊島の指し手がぴたりと止まった。久保が[後]4三銀~[後]3三桂~[後]3四飛と布陣するのを指をくわえて見ているわけにはいかない。機先を制する仕掛けを探っていることは間違いない。

 とはいえ、すぐに目につく[先]7六角では成算が持てない。以下[後]3四飛[先]2四歩[後]同歩[先]3二角成と強襲しても[後]同飛[先]2四飛[後]2二歩と受けられ、迫力に欠ける。

 実に2時間5分。豊島は持ち時間の3分の1強を費やし、[先]3六歩と突き出した。当然の[後]3四飛には7筋と2筋の歩を突き捨て、[先]2八角(途中図)と自陣角を放つ。まったく予想されていなかった仕掛けである。

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【第79期名人戦】

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