メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

東日本大震災

職人の意地燃やす 最後の櫓櫂職人・三浦さん、震災後再建「漁師のために」 宮古 /岩手

 宮古市鍬ケ崎上町の櫓櫂(ろかい)店に、櫂5本の注文があった。東日本大震災の津波で仕事場が全壊したが、何とか再建し、昨夏以来のまとまった注文だ。店主の三浦勝広さん(77)は「私の腕を必要としている漁師がいる限り、板を削る」と、この道60年を超える職人の意地を燃やす。

 注文を寄せたのは市内の重茂漁協。5本は作り終えたが、「私(の現役生活)も長くはない。予備があった方がいいのでは」と助言し、あと数本作るのだという。まとまった注文は船具店を通じて普代村の漁業者から頼まれて以来のことだ。

 吟味したナラの木の板に墨つぼを使い、線を引く。それを機械のノコギリで切り、電気カンナで削って形を整…

この記事は有料記事です。

残り432文字(全文724文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 引率の女児4人にわいせつ疑い 兵庫尼崎市公立小教諭逮捕 研修施設で

  2. 即興、紙見ず3分間 小泉環境相 初国連演説手応え 内容は具体性なく

  3. 発生する確率4万分の1のクワガタ展示 高知・四万十川学遊館

  4. キャバクラ暴行死 未婚10代母、遠い自立 娘残し無念

  5. 台風17号 暴風でトタン屋根吹っ飛び民家に直撃 福岡・宗像

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです