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街の音

一日にしてならず /宮城

 簡単にできるとは思っていなかったが、こんなに時間がかかるのだと改めて知った。

 2018年秋に本格デビューした宮城米「だて正夢」は古川農業試験場が開発した。一口食べると「餅か?」と驚くほどの粘りが特徴。粘りに着目し、品種化を目指して最初に交配試験を始めたのは00年だった。その掛け合わせはうまくいかずに断念。06年から改めて育成を開始した掛け合わせが順調に育ち、だて正夢となる。

 試験場の研究員に粘り以外の特徴を聞くと「粒が小さい」と言う。「それはおいしさにつながるのか」とたた…

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