東日本大震災

福島第1原発事故 自主避難、府が住宅提供を終了 一つの区切り/家賃苦しい 住民思いそれぞれ /京都

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桃山東合同宿舎の集会所で開かれたお別れ会。子ども文庫のスタッフや元入居者が集まり名残を惜しんだ=京都市伏見区で、国本ようこ撮影
桃山東合同宿舎の集会所で開かれたお別れ会。子ども文庫のスタッフや元入居者が集まり名残を惜しんだ=京都市伏見区で、国本ようこ撮影

 府は31日で東日本大震災や東京電力福島第1原発事故に伴う自主避難者へのあっせん住宅の提供を終了する。2017年3月末に福島県が自主避難者への住宅の無償提供を打ち切ったことに伴う措置。既に退去した避難者からは「一つの区切り。前を向きたい」などの声がある一方、「転居先の家賃が苦しい」「コミュニティーが無くなりさみしい」との悩みも聞かれる。自主避難者はそれぞれの思いを胸に、新たな節目を迎える。【国本ようこ】

 「私はここが無くなっても忘れません。みなさんも忘れないで」。今月23日、府が国から借りて多くの自主避難者を受け入れた国家公務員宿舎「桃山東合同宿舎」(京都市伏見区)で開かれたお別れ会。2歳で家族と福島市から避難して2016年3月まで5年近く入居し、現在は京都聖母学院小4年の西山真理子さん(10)があいさつした。同宿舎では計114世帯350人を受け入れたが、3月1日時点で残っていたのは福島、栃木両…

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