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新時代を拓く

京の視点 日本文化の象徴であるべき町 日本漢字能力検定協会漢字文化研究所長 阿辻哲次さん(67) /京都

「猪突穏進」と書いた日本漢字能力検定協会漢字文化研究所長の阿辻哲次さん=京都市東山区で、中津川甫撮影

 (1)「猪突穏進(ちょとつおんしん)」は真っすぐ走るが、穏やかに進むという意味の造語だ。猪突猛進はよく使われるが、脇目もふらず進むと失敗が多い。周りに目配りして正しい方向かを見極めながら進むことは、いつの時代も大切だ。特に若者に伝えたい。

 (2)平成は安定に向かった30年だった。昭和は東京五輪や大阪万博があり、70年代の安保闘争時は私は学生で、混乱と発展が非常にダイナミックだったが、平成は万事こじんまりとしていたと思う。

 (3)2010年の常用漢字表の改定。文化庁文化審議会国語分科会漢字小委員会委員として選定に当たった。1945字から196字追加して5字を外し、計2136字に増やした。好評だったのは都道府県の漢字を全て使えるようにしたこと。栃木県の「栃」や愛媛県の「媛」が加わった。公用文の手引きで動植物名は片仮名で書くことになっていたが、鹿児島県の「鹿」と熊本県の「熊」も使えるようになった。

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