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日曜エッセー

食べごと くらしごと MUSUBIYA日記 「塩焚き」で生まれ変わる /島根

雨雫は山肌に染み込み、何年もかけて再び地表から湧き出す=撮影・一見夏生

 <食べごと くらしごと MUSUBIYA(むすびや)日記>

 最近久しぶりに出会う旧知の人から雰囲気が変わったね、とよく言われる。なんでだろうと自問してみた。心当たりがある。それは、定期的に塩を焚(た)きに行くようになったことだ。

 昨年の神在月(かみありづき)に、「塩を焚きなさい」というお告げの夢を見た。年が明け、大田市静間町の海に面した塩焚き小屋へ通い始めた。塩爺(じい)こと荊尾衛さんに弟子入りして5カ月が経(た)つ。

 国引神話にまつわる三瓶山に降った雨雫(しずく)は山肌に染み込み、何年もかけて再び地表から湧き出し、小さなせせらぎとなる。やがて、せせらぎは川となって静間の海へ注ぐ。河口近くにあるのは、大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなびこなのみこと)が国造りの策を練ったと伝わる仮の宮「静之窟(しずのいわや)」だ。

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