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時代の風

子どもの死因1位、自殺 生きる力、育むために=城戸久枝・ノンフィクションライター

=根岸基弘撮影

 島根県江津市の、山の中腹にあるキリスト教愛真高校。全校生徒五十数名の、全寮制のこの小さな高校では、毎年2月11日の建国記念の日に、日本のことを考える特別授業が行われる。今年は私が講師として呼んでいただいた。中国残留孤児だった父の半生を中心に、戦争を知らない世代が戦争を語り継ぐことについて話をした。

 夜、十数名の生徒さんとの交流会で「自分につながる歴史」についてグループで語り合った。交流会のあと、宿泊先に戻ろうと部屋を出た私は、先生に呼び止められた。2年生の女の子が、授業から湧き出た思いを歌にしたのだという。ウクレレを弾きながら、彼女は歌ってくれた。

 「じぶんになにができるのか/あたしになにができるのか/つないで……つないでいくことでしょ」

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