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ファッションNote

第3世代 未来の光、包括 19~20年秋冬コレクション

(1) 「サカイ」

 2月にロンドン、ミラノ、パリで相次いで開かれた2019~20年秋冬コレクションには日本人デザイナーのブランドも多数参加した。現地を取材したファッションジャーナリストの藤岡篤子さんに報告してもらった。

 身内の温かい拍手もなく、辛辣(しんらつ)な批評が手ぐすね引いて待ち受けるパリやミラノ、ロンドンなどのファッションの都に進出し、コレクションを開催するデザイナーたち。そこには、世界を相手に個性を主張する強い意志と、実現へのたゆまぬ努力が結実した輝きがある。それがまだ原石に近いものでしかなくても、未来の光を包括したコレクションには、見るものをひきつけるパワーがある。

 第3世代のデザイナーとして最も成功しているのが「サカイ」=写真[1]=の阿部千登勢だ。異なる複数の要素を組み合わせる「ハイブリッド」という概念を初めてファッションに持ち込んだ、既に世界的に評価が高い存在だ。今シーズンは、オーバーサイズのワークウエアやトレンチコートなど、実用性に富んだアイテムを複数重ね、組み合わせながら造形力のあるボリュームの重厚さを演出。抽象画家ジャクソン・ポロックから採られた…

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