新元号

「令和」決定 次代の名、気持ち新た 「保秘」細心の官邸

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有識者による「元号に関する懇談会」に臨む山中伸弥京大教授(左列手前)や菅義偉官房長官(右から4人目)ら=首相官邸で2019年4月1日午前9時31分、川田雅浩撮影
有識者による「元号に関する懇談会」に臨む山中伸弥京大教授(左列手前)や菅義偉官房長官(右から4人目)ら=首相官邸で2019年4月1日午前9時31分、川田雅浩撮影

 新元号選定の主舞台になった首相官邸には1日早朝から幹部が集まり、菅義偉官房長官が昼前に「令和」と発表するまで緊張感に包まれた。有識者による「元号に関する懇談会」、全閣僚会議、臨時閣議などの過程で情報が漏れないよう、政府は細心の注意を払った。【朝日弘行】

 官邸の事務方トップの杉田和博官房副長官は首相より早く午前8時前に出勤し、首相秘書官や首相補佐官らが続いた。政府は秘密保持のため、衆参両院副議長への意見聴取を除いて、一連の手続きをすべて官邸で実施した。幹部は発表前、「やることは全部やった」と情報管理に自信をみせた。

 新元号への関心が高まる中、報道各社は取材競争を展開。正副議長や閣僚に政府が説明した段階で情報が漏れるのではないかという見方も出ていた。ある閣僚は全閣僚閣議に出席する前、「もしおれがここで『この元号に決まった』と言ったら、打てる(記事を速報する)のか」と記者団に冗談を飛ばした。閣僚は携帯電話の持ち込みを禁止された。

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