中国

水運開発 メコン爆破工事断念 タイ要請に応じる

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メコン川を見渡す小屋で、今後も監視を続けると話すニワット・ロイゲオさん=タイ北部チェンコンで2019年3月16日、西脇真一撮影
メコン川を見渡す小屋で、今後も監視を続けると話すニワット・ロイゲオさん=タイ北部チェンコンで2019年3月16日、西脇真一撮影

 【チェンコン(タイ北部)で西脇真一、北京・浦松丈二】東南アジアの大河メコン川のタイ北部流域で、水運開発のために浅瀬や岩礁を爆破しようとしていた中国が、計画を断念した。タイ外務省が明らかにした。川に沿って走るタイ-ラオスの国境線や環境に影響を与えるとしてタイ側が中止を求め、中国側が応じたという。反対していた地元の非政府組織(NGO)は歓迎しつつも、今後も動きを監視する姿勢を見せている。

 メコン川流域は中国が推進する広域経済圏構想「一帯一路」の「重要なプラットフォーム(現場)」(中国外務省)。計画は、中国雲南省からラオス北部ルアンプラバンまで約890キロの間にある浅瀬や岩礁を爆破してしゅんせつし、2025年までに500トン級の船が通れるようにするものだった。中国やミャンマーでは既に一部で爆破も行われた。

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