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安田賢治のここだけの話

安全志向が顕著だった国公立大入試

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 今春のセンター試験の志願者数は、前年より1%減少した。ところが、国公立大の志願者は昨年に比べて0.9%増となった。7年連続志願者減に歯止めがかかった形だ。

     志願者が増えた理由は、5教科7科目の平均点が、文系、理系とも10点以上アップしたことにある。内訳を見ると国立大は微減で、公立大が3.1%の志願者増だった。国立大より入りやすい公立大が狙われたと見られる。これは今年の入試で安全志向が強かったことの証しでもある。旧7帝大(北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州)では、北海道大以外はすべて志願者減だった。

     安全志向が強まった理由の一つが、2021年入試から大学入試改革が行われることだ。センター試験が廃止になり、大学入学共通テストに変わり、新しく外部英語試験の成績が必要で、数学と国語に記述式の問題が加わる。

     来年の受験生は最後のセンター試験を受けることになる。浪人すると大学入学共通テストを受けることになり負担が増える。その上、20年入試は、現役での大学進学志向がますます強まり、混乱が懸念されている。今年の受験生が浪人して来年、大学合格を目指すとしても、入試は今年以上に厳しくなると考えられる。そこで、今年中に合格を決めたいと考える受験生が多かったことが、今年の入試の安全志向につながったようだ。

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