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将棋

第77期名人戦A級順位戦 広瀬章人竜王-羽生善治九段 第42局の1

羽生の圧力

 2敗の羽生善治九段と広瀬章人竜王が、挑戦の可能性をかけて戦う。「名人戦第0局」の一行は、対局場の静岡市「浮月楼」に前日入りした。羽生と広瀬に明日の観戦記担当を伝えつつ雑談した。両者とも気負いはなかった。

 しかし、検分で少し困った事案が生じた。対局室「羽衣の間」の照明が暗いのだ。いつもなら「問題ありません」と快活にうなずく羽生が、思案を巡らし、静かに天井を見上げている。言葉には出さなくとも、つまり「関係者の方、何とかしてください」ということだ。その羽生の圧力を察した関係者たちは、バタバタとし始め、さすがに「このままで……」と了承を求めるわけにはいかず、最終的に前夜祭までの約2時間の間に改善する約束で落ち着いた。

 対局朝。筆者が早めに対局室「羽衣の間」に入ると、見違えるように明るかった。強力な蛍光灯が2本追加さ…

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