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シリア内戦9年目に突入、死者37万人 IS一掃、アサド政権優位固める

過激派組織「イスラム国」(IS)の最後の拠点だったシリア東部のバグズ村。激しい戦闘の爪痕が残る=3月23日、ロイター

 【カイロ篠田航一】シリアで2011年3月から本格化した内戦は、9年目に突入した。ロシアやイランの支援を受けるアサド政権が既に優位を固め、反体制派勢力の拠点は北西部イドリブ県のみとなっている。内戦の混乱に乗じて14年から勢力を拡大した過激派組織「イスラム国」(IS)も3月23日、最後の拠点だった東部バグズ村を失い、一掃された。大規模戦闘はほぼ沈静化したが、在英民間組織・シリア人権観測所は内戦の死者は37万人に上ると推測。国外に脱出した避難民約568万人の帰還も進んではいない。

 「わが国を助けてくれたイラン指導部や国民に感謝する」。アサド大統領は2月、内戦後初めてイランを訪れ、最高指導者ハメネイ師に謝意を伝え、内戦に「勝利した」との認識を強調した。

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