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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はやぶさ2衝突実験 予定通り5日午前に実施「新たな探査の領域を切り開く」

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探査機はやぶさ2の衝突実験について説明する久保田孝・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所研究総主幹(左)と吉川真・はやぶさ2ミッションマネジャー=東京都千代田区で2019年4月2日、永山悦子撮影
探査機はやぶさ2の衝突実験について説明する久保田孝・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所研究総主幹(左)と吉川真・はやぶさ2ミッションマネジャー=東京都千代田区で2019年4月2日、永山悦子撮影

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日、探査機はやぶさ2による小惑星への衝突実験を5日午前に予定通り実施すると発表した。衝突装置を分離し、それを爆発させて銅の球を小惑星リュウグウの表面にぶつけ、人工的にクレーターを作る。この実験は、先代の探査機「はやぶさ」では実施していない新規の挑戦だ。吉川真・はやぶさ2ミッションマネジャーは「これまでの着陸などの運用は、はやぶさでやったこと、やろうとしたことだった。今回は初めて全く新しいことになる。緊張しているが、新しいことに挑戦することによって新たな探査の領域を切り開きたい」と意欲を示した。

 計画によると、はやぶさ2は4日午後1時に高度20キロから降下を開始し、5日午前10時44分ごろに高度500メートルに到達する。そこで、10分ほどとどまった後、衝突装置を分離する。衝突装置は分離から40分後、高度200メートル付近で内部の爆薬に点火し、爆発の勢いでソフトボール大の銅の球が秒速2キロでリュウグウ表面にぶつかる。衝突装置を切り離したはやぶさ2は、爆発や衝突の破片にぶつからないようにリュ…

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【はやぶさ2】

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