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SUNDAY LIBRARY

小林 聡美・評『これでいいのだ…さよならなのだ』『佐野洋子の動物ものがたり』

◆『赤塚不二夫・杉田淳子/著(小学館/税別1300円)

◆『佐野洋子の動物ものがたり』佐野洋子・著、広瀬弦/絵(小学館/税別1500円)

 今年の元旦は、ふと思い立って書き初めをしてみた。墨汁がなかったので、墨をすった。人力で墨汁を大量につくるのはなかなか大変だった。書いた文句は「自画自賛」。貴重な墨汁を無駄にしないよう、気合を入れて何枚か書き、その中で上出来のものを洗面所の壁に貼った。夜、風呂から上がって、一日の最後にその書を見るのはなかなかいい。どんな一日でも、最後に自分を讃(たた)えるということを思い出させてくれるからだ。

 そんな自画自賛の元祖といえばバカボンのパパ。『これでいいのだ…さよならなのだ』(赤塚不二夫・杉田淳子)は2000年から01年に雑誌に連載されていた赤塚不二夫のエッセーに、当時赤塚家のリビングや入院中の病室にまで頻繁に出入りしていた担当編集者・杉田淳子が当時を振り返り「証言」を添えた一冊。

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