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世界の雑記帳

合意なき離脱で動物園がピンチに、繁殖関係者から悲鳴

 3月29日、英国がEUからの合意なき離脱となる可能性がでてきたが、動物園関係者にとってもEU各国間の繁殖プロジェクトの今後を巡り懸念が高まっている。写真は絶滅危惧種のオカピ。アントワープの動物園で28日撮影(2019年 ロイター/Francois Lenoir)

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 [アントワープ(ベルギー) 29日 ロイター] - 英国が欧州連合(EU)からの合意なき離脱となる可能性がでてきたが、動物園関係者にとってもEU各国間の繁殖プロジェクトの今後を巡り懸念が高まっている。

     特に危機感を強めているのが、キリン科に属する絶滅危惧種のオカピ。現在EU各国では、コンゴ民主共和国からのオカピ73頭が飼育されているが、うち15頭は英国にいる。ベルギー・アントワープ動物園のホフマン園長によると、合意なき離脱となった場合は繁殖プロジェクトから除外されることになる可能性があるという。

     EUでは欧州動物園・水族館協会(EAZA)に約350園が加盟しており、繁殖目的での動物の交換が可能となっている。英国では欧州最大級のチェスター動物園を含め40ほどが加入しており、果たしている役割は大きい。

     合意なき離脱となった場合、英国の動物園が繁殖プログラムに復帰するには膨大な規則変更作業が必要になる。このためEAZAは、英国との間での動物の移送はできるだけ早く実施するよう勧告している。

     ホフマン園長は、影響を受けるのはオカピだけでないとし、「ゾウの輸送計画を立てるのは極めて困難。どんな書類の処理が必要かも、どの港を経由するかも分からないとなれば、どんなに大変か想像できる」と指摘した。

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