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新元号 紙開けば両端に国書 事務方説明、にじむ「令和」推し

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 新元号案として政府が1日の有識者懇談会に提示した6案を分析すると、政府から考案を依頼された学識者が「今の時代にあった元号は何か」を考え抜いた跡がうかがえる。一方で6案の提示の仕方や、事務方による説明の内容からは、「国書を典拠とした初の元号」を目指した形跡もみえる。

 1日に開かれた有識者による「元号に関する懇談会」、衆参正副議長からの意見聴取、全閣僚会議では、冒頭に6案の説明が事務方から行われた。配布されたA3判の紙には、右から「あいうえお」順で案が並べられ「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」「令和」とあった。

 右端の「英弘」の出典は古事記、左端の「令和」は万葉集といずれも国書で、どちらから読んでも国書が目につく。中央にも国書を出典の一つとする「広至」があり、半分の出典を国書が占めたのが一目瞭然だった。

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