- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

<くらしナビ・環境>
まだ食べられる食品が大量に捨てられている「食品ロス(フードロス)」が、深刻な問題になっています。国や自治体は対策に取り組んでいますが、なかなか効果は表れていません。日本の食品ロスの現状やその背景をまとめました。
なるほドリ 日本の食品ロスの量ってどれくらい?
記者 2015年度は、国内で年間646万トンの食品ロスがあったと推計されています。ご飯に換算すると、国民全員が、毎日茶わん1杯分を捨てていることになります。
この量は、国連世界食糧計画(WFP)が1年間に、途上国などへ援助している食糧の2倍に相当します。今、世界では9人に1人(約8億人)が栄養不足とされていますが、日本ではまだ食べられる食品が大量に捨てられているのです。
この記事は有料記事です。
残り1438文字(全文1766文字)