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ダイソンがまた1つ「コードレスの不安」を消去した! 「賢すぎるディスプレイ」を持つ新モデル「V11」登場(GetNavi web)

情報提供:GetNavi web

思い返せば、ダイソンが格段に進化を遂げたスティック型コードレスサイクロン掃除機「Dyson Cyclone V10」を発表したのがちょうど1年前。本機は、モーターとサイクロンをパイプの直線上に配置してゴミの分離効率を上げたり、10年の歳月をかけて開発した小型でパワフルなV10モーターを搭載したり、小型ながらロングライフなバッテリーを搭載したりと、これまでの同社クリーナーの歴史の中でも大きな転換点となるモデル。創業者のジェームズ・ダイソン氏がV10の発表をもって「もうコード式クリーナーは作らない!」と宣言してしまうほどの自信作でした。あれから1年、そのダイソンがまたクリーナーの新製品を発表。それが、4月3日から店頭発売する「Dyson V11 コードレスクリーナー」(以下V11)です。

↑Dyson V11 コードレスクリーナー

 

従来比で吸引力を25%高めた「Dyson V11 コードレスクリーナー」

こちらは5100億円以上を投資して開発したダイソン デジタルモーター V10(DDM V10)をさらに改良したダイソン デジタルモーター V11(DDM V11)を搭載。さらにDDM V11には3段階ディフューザー(※)を搭載し、最初の2つのディフューザーがモーターから出る空気の流れを整え、乱気流を低減します。これにより、回転数はそのままに、吸引力が先代モデルのV10より25%アップしました。また、3つめのディフューザーが騒音を低減するので運転音が11%低減しています。

※ディフューザー…空気の吹き出し口のこと

↑ダイソン デジタルモーター V11。モーターの先に3つのディフューザー(白色半透明な部品)を搭載したことで、吸引力がアップしながら音が静かになりました

 

液晶ディスプレイで運転の残り時間を1秒単位で表示

特に大きな改善点は、本体に搭載されたカラー液晶ディスプレイ。「コードレスクリーナーの導入に至らない大きな障害の一つに、運転時間に対する不安がある。掃除をしている最中に止まってしまうのではないかという不安だ。新搭載の液晶ディスプレイにはリアルタイムに残り時間を1秒単位で表示することで、この不安を解消した」とコードレスクリーナー製品開発責任者であるケビン・グラント氏は説明します。

↑本体の手前側、最も見やすい位置にカラー液晶ディスプレイを搭載しました

 

↑実際の液晶表示画面。フル充電で隙間ノズルを装着するとエコモードで66分16秒使えることを表示

 

バッテリー残量表示はアタッチメントを変えると変化する

バッテリーの残量表示は、エコ/中/強の3段階の運転モードを切り替えることで変化するだけでなく、アタッチメントを変えることでも変化します。例えば、ミニ モーターヘッドの場合はバッテリーの負荷がさらに加わるので運転時間は短くなります。また、センサーがモーターの負荷を見ているので、掃除する場所の状況、床や畳、ソファやカーペットによっても運転時間が変化。「ユーザーが使うほどに学習し、ユーザーの使い方に合わせてバッテリー残量を正確に表示する。使えば使うほど賢くなっていく」(グラント氏)とのこと。

↑ミニモーターヘッドに付け替えて中モードにすると26分4秒の表示に切り替わります

 

↑プレゼンを行うケビン・グラント氏

 

なお、最長運転時間は、エコモードが約40分/60分(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール装着時・以下同)、中モードが約20分/30分、強モードが約8分/5分。フル充電に要する時間は3.5時間です。

 

このほか、液晶ディスプレイにはメンテナンス情報も表示します。例えばゴミが詰まった場合、どこを開けてゴミを取り除けば良いのかをイラストで表示したり、フィルターの洗浄タイミングに通知したり、フィルターやダストカップがきちんと装着されていない場合はアラートを出したり、といった具合です。

↑フィルターやダストカップの装着が不十分な場合や、ゴミが途中で詰まっている場合は警告が表示されます

これはイイ! と思った付属品は専用の充電ドック

個人的にこれはイイ! と思ったのが、上位2機種(Dyson V11 Absolute、Dyson V11 Fluffy+)に付属する専用充電ドックです。従来、ダイソンの充電ドックは壁にネジで打ち付けて使うものでしたが、日本の家屋の場合、薄い石膏ボードが壁に使われていることが多く、重い家電をぶら下げるのにはいささか不安がありました。そのため、家電量販店では、ダイソンの掃除機を収納できるスタンドが人気商品となっています。

 

それだけに、今回ダイソンが公式に専用ドックを製品に付属したのは、ファンにとって確実にうれしいこと。デザインもシンプルで、V11本体にもマッチしつつ、部屋の雰囲気を壊すこともありません。

↑壁に穴を開けずにV11を充電できる専用充電ドック

 

アタッチメントをホースにくっつけるツールクリップも便利

そのほか、新たに付属品として追加したツールクリップにも注目。こちらはV11本体のホースに装着することで、コンビネーションノズルや隙間ノズルなどのアタッチメントをくっつけることができます。例えば、掃除の最中に隙間ノズルが必要になったらサッと外してパッと取り付けることができるので、日々の掃除が極めてスムーズになるでしょう。なお、先述の専用充電ドックの柱は、本体ホースと同じ直径なので、ツールクリップを取り付けてアタッチメントを収納することも可能です。

↑V11にのみ付属するツールクリップ

 

↑ツールクリップを使えば、V11の本体ホースに装着してノズルを持ち運べます。写真はコンビネーションノズルを収納した状態

 

付属品が充実した「Absolute」からシンプルな「Fluffy」まで4種類を用意

スティック時の本体サイズはW250×D1257×H246mm、スティック時の本体質量は2.72kg(いずれもソフトローラークリーナーヘッド装着時)。同社公式オンラインストア直販価格は、ソフトローラークリーナーヘッド/ダイレクトドライブクリーナーヘッド/ミニモーターヘッド/コンビネーションノズル/隙間ノズル/ミニソフトブラシ/ツールクリップ/収納用ブラケット/専用充電ドックが付属する「Dyson V11 Absolute」が9万9360円、Absoluteからダイレクトドライブクリーナーヘッドを省いた「Dyson V11 Fluffy+」が8万7480円、Fluffy+から専用充電ドックを省いた「Dyson V11 Fluffy」が7万5600円(いずれも税込)です。なお、直販専用モデルとして、フトンツールをプラスした「Absolutepro」も10万1520円(税込)も発売します。

↑V11本体の構造は至ってシンプルなのでお手入れしやすいのも特徴。ダストカップ、フィルターともに水洗いできます

 

↑クリーナーヘッド(ソフトローラー)の構造もシンプルで分解しやすく、お手入れが簡単

日本人の体格に合わせたコンパクトなモデルV7 Slimも同時に発売

なお、V11とともに日本専用モデル「Dyson V7 Slim」(以下V7 Slim)も同時に発売されます。特徴は、日本の家屋の間取り、家具の配置、日本人の体格などを考慮して本体を短く軽くし、ヘッドが小さくしたこと。

↑V11に比べて本体を短く軽くしたV7 Slim

 

V7 Slimのスティック時の本体サイズはW211×D1140×H206mmと、V11に比べると10cmほど短くなっています。ヘッドも4cmほど幅が狭くなっており、家具の多い狭い部屋でも取り回しがよくなりました。スティック時の本体質量は2.2kgと、V11より500gほど軽くなっています。最長運転時間は、通常モードが約20分/30分(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール装着時・以下同)、強モードが約6分/6分で、フル充電に要する時間は3.5時間。コンビネーションノズル/隙間ノズル/収納用ブラケットが付属し、直販価格は4万5360円(税込)です。

↑写真右がV7 Slimのモーターヘッド、左がV11のダイレクトドライブクリーナーヘッド。V7のヘッドは薄く小さくなって取り回ししやすくなりました

 

↑V7 Slim(手前)と同社のキャニスター型掃除機(奥)と比較するデモでは、キャニスター型に負けない吸引力を見せていました

 

発表会のあと、ダイソンのエンジニアにインタビューを行ったところ、同社では常に3年先、5年先を見据えた開発を続けており、今この瞬間もクリーナーの進化は続いているようです(インタビュー記事は後日掲載)。個人的には、いやもうV11で十分なんじゃない? と感じるのですが、ダイソンの情熱は留まるところを知らないようで……。また近いうちに、新たな技術で我々を驚かせてくれることを期待しましょう!

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