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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はやぶさ2衝突実験解説(上)アクロバティックな運用 カギを握る二つの新機器

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探査機はやぶさ2の打ち上げ前、小惑星にクレーターを作る実験に使う衝突装置の模型を確認する佐伯孝尚さん(左)と津田雄一さん=相模原市のJAXA相模原キャンパスで2013年、武市公孝撮影
探査機はやぶさ2の打ち上げ前、小惑星にクレーターを作る実験に使う衝突装置の模型を確認する佐伯孝尚さん(左)と津田雄一さん=相模原市のJAXA相模原キャンパスで2013年、武市公孝撮影

 探査機はやぶさ2の大一番が迫ってきた。はやぶさ2は5日午前、小惑星リュウグウ表面にクレーターを作るための衝突装置を分離し、自らはリュウグウの陰に隠れ、その間に衝突装置を爆発させて銅の球をリュウグウへぶつけ、置き去りにした小型カメラで衝突の様子を撮影する――というアクロバティックな運用に挑戦する。成功すれば世界初の小惑星での衝突実験となるが、逃げ遅れて衝突装置や小惑星の破片にぶつかったり、逃げる途中で小惑星に接触したりすれば、探査機が致命的な損傷を受ける恐れがある。この運用のカギを握るのが、打ち上げ後、初めて出番を迎える二つの新しい機器、衝突装置と小型カメラだ。これらの新規機器を2回にわたって解説する。【永山悦子】

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【はやぶさ2】

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