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論プラス

消費税導入から30年 10%の次の姿明示を 平成に膨らんだ借金=論説委員・木村旬

消費税導入後も借金が膨らんだ日本の財政。写真は、消費税5%への引き上げ後に「還元セール」を実施したスーパー=東京都内で1998年11月

 消費税が導入されてから1日で丸30年となった。今月末に終わる平成と重なる。高齢化社会を支える財源とされながら、多くの政権が増税先送りや増税以上の財政出動を繰り返し、国は巨額の借金を抱えた。10月には税率が10%に引き上げられる予定だが、安倍政権は増税分を景気対策につぎ込む。令和の時代に必要なのは、借金まみれとなった平成の教訓を生かし、無責任な将来へのつけ回しに歯止めをかけることだ。

 平成の日本はバブル崩壊と急速な少子高齢化という転換期に直面した。高齢化で社会保障費が大幅に膨らむ。一方、低成長で所得税や法人税の税収は大きな伸びが見込めない。経済や社会の構造変化に応じた財源を確保する必要性が高まった。

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