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探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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「目」一発勝負 分離カメラ開発・神戸大教授 3億キロ先「天命待つ」

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分離カメラ「DCAM3」の実物大模型を手にする荒川政彦・神戸大教授。「人事は尽くした。後は天命を待つだけ」と話す=神戸市灘区で
分離カメラ「DCAM3」の実物大模型を手にする荒川政彦・神戸大教授。「人事は尽くした。後は天命を待つだけ」と話す=神戸市灘区で

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機はやぶさ2が5日、小惑星リュウグウの表面に人工クレーターを作る史上初の実験に挑む。その一部始終を見届けるのが、分離カメラ「DCAM3」だ。「人事は尽くした」。開発に携わった荒川政彦・神戸大教授(実験惑星科学)は3億キロのかなたから届く映像を心待ちにしている。【阿部周一】

 「一発勝負。本当に電源が入って動いてくれるのか。不安の方が大きい」。2012年からJAXAとの共同開発チームに加わった荒川さんは率直な思いを口にする。14年12月の探査機打ち上げ後、チームは周辺機器や映像受信機が健全か確認し続けてきた。それでも心配は尽きず、研究仲間と今年1月、三重県の伊勢神宮で実験成功を祈願した。「打ち上げから4年、カメラのことは片時も忘れなかった」と語る。

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【はやぶさ2】

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