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NATO

事務総長「米はNATOの支柱」 「過剰負担」不満に配慮

米議会上下両院の合同会議で演説するNATOのストルテンベルグ事務総長(手前)=米ワシントンで2019年4月3日、AP

 【ワシントン高本耕太】北大西洋条約機構(NATO)の外相理事会が3日、ワシントンで始まった。ワシントンは1949年4月に米、カナダと西欧の計12カ国がNATO創設条約を締結した都市。発足70年の節目に加盟国の結束を確認、ロシアの脅威や過激派組織「イスラム国」(IS)への対応を協議する。

     NATOのストルテンベルグ事務総長は会合に先立ち、米議会上下両院の合同会議で演説。「米国はNATOの支柱だ」と強調、同盟への貢献に謝意を示した。トランプ米大統領が「米国のNATOへの負担が突出している」と繰り返し不満を表明していることを念頭に、加盟国が米軍の情報収集に協力していることなどを指摘し「NATOは欧州だけでなく米国にとっても有益」とも訴えた。

     一方、加盟国の国防費支出が増加傾向にあるのは「トランプ氏のメッセージが影響を与えた」と持ち上げた。米露の中距離核戦力(INF)全廃条約については「ロシアが条約に違反した」と非難、米国の離脱を支持した。

     4日午前の会合では、軍事拡大を続けるロシアへの対応を協議。昨年11月にロシアがウクライナ海軍艦船を拿捕(だほ)した事件を受け、黒海海域でのNATOの軍事プレゼンスを強化する「黒海包括策」に合意した。加盟国艦船の派遣や上空監視により、ウクライナやジョージア艦船の安全な航行を確保する。

     ストルテンベルグ氏は会合後の記者会見で「ロシアの行動で世界はより危険な場所になった。同盟は抑止力を高める」と語った。

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