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太陽系探査に前進 「はやぶさ2」人工クレーター実験成功

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が5日、小惑星リュウグウに人工クレーターを作る実験を成功させた。はやぶさ2の任務で最難関とされる運用を乗り越え、日本の太陽系探査に大きな一歩を記した。JAXAは今後、形成されたとみられるクレーターを詳細に観測し、太陽系の惑星や小惑星が誕生した経緯を知る手がかりにしたい考えだ。【池田知広】

 「本日、私たちは宇宙探査の新しい手段を確立しました」。成功を確認した後の記者会見で、ミッションを率いる津田雄一プロジェクトマネジャーは誇らしげに切り出した。上空で衝突装置を爆発させ、銅の塊をリュウグウの表面にぶつけた今回の実験は、世界でも前例のない任務だった。

 今回の実験はプロジェクトのメンバー間で体操競技の難しい技に例えて「G難度」と言われていた。強力な爆薬を使うため、失敗すれば探査機が破壊される恐れがあった。衝突装置や小型カメラの切り離しのタイミングがずれると、あらぬ方向に銅の塊が飛んでいったり、撮影した画像に何も写らなかったりする可能性もあった。津田さんは「(探査機に)『とにかく生きていてよかった』と声をかけたい」と安堵(あんど)した。

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