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中村文則の書斎のつぶやき

元号発表 首相にうんざり

中村文則さん=名古屋市中村区で2018年2月17日、木葉健二撮影

 新元号は「令和」であるけど、改めて「平成」は書体が安定し、かつ新しい響きもあり、随分優れた言語感覚から成り立っていたのだな、と感じた。

 直近の元号では、平成、明治、昭和、令和、大正、の順に好みである(漢字の意味ではなく、言語感覚として)。昭和と令和は僅差かもしれない。大正は字の据わりは完璧だけど、やや普通かな、と思う。令和は明治や昭和と違い二偏で構成された漢字同士で支えるのではなく、かつ一番下に位置するのが和の一本の棒の部分になるので、バランス感覚が大事な漢字の組み合わせかもしれない。

「現首相が所属している派閥が『清和会』だから、響きを合わせ令和になった、だって平成の時の首相は竹下氏で派閥は『経世会』だったでしょ?」と知人に言われたが(ネットで見たらしい)、どうだろうか。言葉によるこのような偶然は無数にある。言葉は無意識に作用するので、自分に親しい響きの言葉を意図せず選んでしまう、ということはあるかもしれない。

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