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男の気持ち

リヤカーの思い出 北九州市八幡東区・上田敏雄(会社員・70歳)

 私が小学3年生くらいの頃、私たち一家8人は大分の片田舎から、両親に言わせれば、夜逃げ同然のようにして八幡に出てきた。幸いに叔父夫婦のご厚情により、皿倉山のふもと近くの家に住むことができた。

 父は警備員として働き、母はリヤカーで坂を下り、町の方に野菜を売りに行くことで生計を立てていたようだ。

 母が一日の行商を終え、夕方リヤカーを引いて帰ってくるのを、私たち子供4人が上の道路で待っている。やがてリヤカーを引いて帰ってくる母の影が見える。

 「母ちゃんが帰ってきた!」と走って下りて行き、リヤカーの後ろをみんなで押して坂を上った。家に帰ると…

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