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経済 コンビニ終日営業 人手不足で限界に

深夜の営業を取りやめたセブン-イレブン東大阪南上小阪店=大阪府東大阪市で2019年2月21日、釣田祐喜撮影

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柳原美砂子やなぎはらみさこ 毎日新聞まいにちしんぶん 経済部けいざいぶ副部長ふくぶちょう

 いつってもお弁当べんとうやお菓子かしがたくさんられているコンビニエンスストア、便利べんりですよね。わたし早朝そうちょう深夜しんやによく利用りようしています。

     でも最近さいきん、コンビニの24時間じかん営業えいぎょうについて問題もんだいがりました。大阪府おおさかふ東大阪市ひがしおおさかしで「セブン-イレブン」を経営けいえいしている男性だんせい店主てんしゅが、みせはたらひとりなくなって営業時間えいぎょうじかんみじかくしたところ、本部ほんぶから「契約けいやく違反いはんだ」とおこられてしまったのです。

     店主てんしゅ一緒いっしょみせりしていたつまくし、店員てんいんもやめてしまったため、自分じぶんがほとんどやすまずはたらいて24時間じかん営業えいぎょうつづけていました。でも、さすがにつかれてしまって、午前ごぜん翌日よくじつ午前ごぜん営業えいぎょうにしたそうです。ところが、本部ほんぶはこれをみとめず、店主てんしゅ本部ほんぶ対立たいりつする騒動そうどうになりました。

     問題もんだい背景はいけいには、コンビニではたらひとりないという現実げんじつがあります。わか世代せだい人口じんこうり、とく早朝そうちょう深夜しんやはたらひとりません。店主てんしゅたか給料きゅうりょうはらえば、はたらひとえるかもしれませんが、深夜しんやなどはおきゃくさんがすくなく、採算さいさんれません。そのため、東大阪市ひがしおおさかし店主てんしゅのように、自分じぶんやすみもとらずなが時間じかんはたらくことで、なんとか24時間じかん営業えいぎょうつづけているケースもおおいとみられます。

     コンビニ本部ほんぶはなぜそこまで、24時間じかん営業えいぎょうにこだわってきたのでしょうか。「いつもいている」という便利べんりさが、コンビニのおおきなつよみだからです。また、深夜しんや防犯ぼうはん災害さいがい被災者支援ひさいしゃしえんなど、「社会しゃかいのインフラ(基盤きばん)」としての役割やくわりたしたいというかんがえもあります。

     ただ、ほかのコンビニてんしゅにも営業時間えいぎょうじかん短縮たんしゅくもとめるこえひろがっています。セブン-イレブンは4よっか、それぞれのみせ事情じじょうわせて営業時間えいぎょうじかん判断はんだんしていくかんがえを表明ひょうめいしました。わたしたちのらしにかせない存在そんざいになったコンビニ。便利べんりさのうらにある問題もんだいについても、かんがえてみませんか?


     経済部けいざいぶで、省庁しょうちょう銀行ぎんこう、メーカーなどの取材しゅざい担当たんとう趣味しゅみ散歩さんぽ山歩やまあるき。学生時代がくせいじだい少林寺拳法しょうりんじけんぽうをやっていました。1973年福岡県生ねんふくおかけんうまれ。好物こうぶつは、博多はかたではなまべることがおおいサバ。

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